錆びてしまった鉄鍋のお手入れ

スキレットやダッチオーブンなどの鉄製のフライパンや鍋はオレンジ色に錆びてしまうことがあります。使い込んでいくうちに油が馴染んで錆びにくくなってきますので、錆びてしまっても慌てずにお手入れをして、お気に入りの鉄鍋に育てていきましょう。

今回は、錆びてしまった鉄製の鍋のお手入れ方法をご紹介します。

錆びはタワシでゴシゴシ擦ってとる

洗剤を使うとせっかく馴染んだ油が抜けてしまうので洗剤は使わず、タワシなどで根気よくゴシゴシ擦ってあげましょう。

100均のスチールウールたわしが安くておすすめです。15個入って100円です。タワシとしての利用の他、火口としても使えます。

この後、油を馴染ませるのですが、鍋に水分が残っていると弾けて危険ですので、しっかりと水分を飛ばしてください。

油を馴染ませるために、キャベツの芯など匂いの少ない野菜クズを油で炒めていきます。今回は野菜クズがなかったので、ペーパータオルで代用しました。

鍋全体に油が馴染むように動かしながら5分程度炒めます。

鍋が冷めたら、ぬるま湯で余分な油を流してください。この時には洗剤を使ってはダメです。

鉄鍋は急激に冷えると割れてしまうことがあるので、必ずしっかりと冷めてから洗うようにしてください。

水分が残ってしまうと、また錆びてしまうので、中火にかけてしっかりと水分を飛ばしてください。少しぐらい錆びが残っていても使い込むたびに油が馴染んで錆びに強い鍋に育っていきます。

風通しのよいところでしっかりと冷ました後、新聞紙を丸めて鍋の中に入れて保管してください。